【№1】彼岸会考

秋分の日の前日、飛鳥晴山苑では恒例の彼岸会が執り行われた。
導師をつとめていただいたのは、当苑から徒歩数分のところにある臨済宗の
名刹「勝林寺」のご住職・副住職のお二人。
ご供養していただいたのは、春のお彼岸以降、お亡くなりになった入所者の方々18名。
この日参列された方々はご入所中のご高齢者を含めて50数名。
毎年、お彼岸から お彼岸の間に10名を超える方がお亡くなりになるが、この半年は
ことのほかたくさんの方が旅立たれた。例年にもましての天候不順や厳しい暑さがご病気や
ご高齢の身にひときわこたえたのであろうか。お亡くなりになった方の最高齢は100歳、
最もお若くして旅立たれた方は76歳であった。
ご病気の悪化のため病院で亡くなる方も数多いが、当苑でお看取りをし、彼岸への旅立ちをお見送りできることは、介護に携わる私たちにとって厳粛な大仕事。

 

9月21日の彼岸会は、おひとり、おひとりのお顔を改めて思い浮かべながらの心穏やかなひと時となった。(H24.09.29)

 

特別養護老人ホーム 飛鳥晴山苑施設長 佐長史朗