【№15】おむつゼロに向かって、少しの前進が

25年度、特別養護老人ホーム部門では、ご入所者(平均年齢88歳)の平均要介護度は24年度末の4.3から25年度末には4.2に改善した。ささやかとはいえ、昨年4月以来取り組んできた自立支援介護の方向性が確認できた数値と考えている。そのために強化した歩行訓練では入所時、まったく歩けなかった方が半年ほどの繰り返しの訓練の結果、施設内の100mほどの廊下を楽しそうに歩けるようになったり、時に近くのコンビニまで歩いて買い物にという姿もちらほら。また水分摂取量の増加や下剤投与の削減、食物繊維摂取の適正コントロール等の試みの結果、日中のおむつ着用率も25年度当初の95%から年度末には69%にまで下がってきた。ご自分の意志で(力で)トイレまで歩行し(介助は必要だとしても)、トイレという密室で遠慮なく用を足す。誰しもの当然の願いが少しずつ実現しはじめている。おむつの使用をゼロにする(全員がトイレで用を足す)。若い、健常の方にとっては当たり前のことだが、お年寄りの尊厳にとって、このことははかり知れないほど大きい。この思いが通奏低音となって自立支援=介護度の小さな改善の背後に流れている。飛鳥晴山苑に入所すれば、元気になる。明るくなる。笑顔が増える。そう思っていただける介護に新年度、なお一層力を注ぐつもりである。

地域介護公開研究会を開催します

飛鳥晴山苑では、地域の皆様、高齢者の介護に携わる方々など、ひろく一般の方々に向けた介護公開研究会を開催することになりました。

今回のテーマは高齢者のための「低栄養と脱水予防」

北里大学病院の小野沢滋先生をお招きして、高齢者や高齢者を介護する人が知っておきたい栄養管理について、注意しなければならないこと、心がけたいことなどをやさしくご講演いただきます。

入場は無料です。ご興味のある方はどなたでも参加できますので、お気軽にお出かけ下さい。こちらのチラシもご覧ください。

●日時 平成26年6月24日(火) 16時~17時30分

●会場 特別養護老人ホーム飛鳥晴山苑1階・あすかホール

●お問い合わせ 飛鳥晴山苑事務室☎03-3940-9171

●申し込み方法 6/17(火)までに、上記にお電話いただくか、こちらをfax(03-3940-9172)してください。