【№26】かたわらに、付き添うということ

作者のわからない歌や詩が、いつの間にか広く知られてゆくことがある。ポルトガルの方が書いたというこの『手紙~親愛なる子供たちへ~』も、そのひとつだろうか。すでにご存知の方も多いのかもしれないが、少し抜粋してみたい。

───年老いた私が ある日 今までの私と違っていたとしても どうかそのままの私のことを理解してほしい。~同じ話を何度も何度も繰り返しても その結末をどうかさえぎらないで欲しい あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は いつも同じでも私の心を平和にしてくれた ~悲しいことではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に祝福の祈りを捧げて欲しい ~あなたの人生の始まりに私がしっかりと付き添ったように 私の人生の終わりに少しだけ付き添ってほしい あなたが生まれてくれたことで私が受けた多くの喜びと あなたに対する変わらぬ愛を持って笑顔で答えたい 私の子供たちへ 愛する子供たちへ ───(日本語訳詞:角 智織)