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【№31】再び、虐待の芽について

このコラムで以前にも触れたことがありますが、当苑では職員によるご入居者・ご利用者への虐待について、当然のことながら、繊細に対応してまいりました。幸いにして、これまでのところ、ご家族やご本人の心身に大きなストレスとなるようなケースはありませんでしたが、介護する側には気づかない、小さな兆しはたくさんあると感じています。それを称して「虐待の芽」と意識化し、定期的にチェックをしてもらっています。例えば、「利用者に友達感覚で接したり、子ども扱いしたりしていませんか」という設問に対して───平成26年12月と平成28年3月の調査を比較しますと、「していると」答えた職員が28.1%⇒1.1%に減少。逆に「していない」が51.7%⇒82.2%と増加し、他の職員がしているのを「見たこと、聴いたことがある」は20.2%⇒9.0%となっています。その他、「威圧的態度」「ちょっと待っての乱用」「訴えへの否定的態度」等、15項目にわたっての設問を半年ごとに繰り返した結果、すべての項目でしだいに数値が改善されています。虐待はあってはならないことですし、その「芽」は早期に摘み取らなければなりません。そのためにも定期的なこのチェックは大変有効と感じています。

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